おはようございます。サム・リアルティの高橋です!
海外視察に備えて、
崩壊し切っている英語力を少しでも回復させようと、
朝から英字新聞と格闘しています。
その中でちょっと気になったニュースを。
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住宅ローン金利が歴史的な低水準へ
AP通信 7月5日(木)配信
WASHINGTON (AP) –Fixed U.S. mortgage rates fell again to new record lows,
providing prospective buyers with even more incentive to brave a modestly recovering housing market.
【ワシントン】アメリカの住宅ローン金利(固定型)が続落し、歴史的な低水準を記録している。
(低金利が)住宅購入を検討する層への動機付けとなって、緩やかに回復している住宅市場をさらに活気付けることになりそうだ。
Mortgage buyer Freddie Mac said Thursday that the average on the 30-year loan dropped to 3.62%. That’s down from 3.66% last week and the lowest since long-term mortgages began in the 1950s.
The average rate on the 15-year mortgage, a popular refinancing option, slipped to 2.89%, below last week’s previous record of 2.94%.
住宅ローン債権の買取機関であるフレディマックの木曜日の発表によると、期間30年の住宅ローン金利の平均値は、3.62%に下落した。先週に記録した3.66%を下回り、1950年代に長期住宅ローンが開始されて以来最も低い水準である。借り替え可能な期間15年の住宅ローン金利も先週につけた2.94%を下回り、2.89%に下落した。
http://www.usatoday.com/money/economy/story/2012-07-05/mortgage-rates/56029062/1
※この記事の著作権は、USA todayまたは配信元に帰属します。
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サブプライム問題やリーマンショックによって長きに亘り低迷してきたアメリカ住宅市場ですが、
記事によれば、住宅金利の低さが刺激となって、
住宅販売件数や住宅価格が回復してきているようです。
アメリカの住宅ローン金利(30年固定、2002年~2012年)の推移を調べたのが、
下のチャートです。
↓
2008年後半以降の急落ぶりがスゴイですね。。。
一方の日本はというと、
固定金利型住宅ローンの代表的な商品であるフラット35(住宅金融支援機構が提供する長期固定金利住宅ローン)の金利が現在2%前半という空前の低水準です。
昨日の日経夕刊にも、
「ゴールドマン等の大手金融機関による不動産投信の設定が相次いでいる」という主旨の記事がありましたから、
マイホームを手に入れたい方や不動産投資を考えている方には、今は好機なのではないでしょうか。
もちろん更なる金利の低下も考えられますが、
住宅ローン金利は、国債金利に追随する傾向にあり、
財政危機に伴う将来的な金利の上昇は心配されるところです。
リスクとタイミングの考え方はいつも難しいですね。
一介の若き消費者&不動産従事者の私としては、
金利が上昇しても得するのは日本国債を空売りしているヘッジファンドくらいだし、
いっそこのまま低金利が続いてくれないかしらと密かに思うのでした。
by 海外特派員 高橋
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