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民泊とトラブル

昨日の記載はかなりくどい(繰り返しの話)内容でしたね。

では、我々マンションの賃貸管理業者が気を付けなければいけない問題
を考えてみましょう。(今回は分譲マンションについてです。)
そもそも、物件をオーナー様に代わって管理をする訳で、その前提は賃貸
契約に基づいていますので、民泊とは縁が無い様にみえますが・・・

分譲物件を賃貸することは禁止されていません。
賃貸借契約の「借り手」(賃借人)が民泊の営業目的で契約したらどうなる
でしょう?(借主が、居住用に借りると言って虚偽の申告をしたり、居住者
の申告自体が虚偽であれば、解約条件になりますので退去していただく
ことになりますね。)
ここでは、仮に法人契約で社員が宿泊することを条件に賃貸借契約をして
その法人が民泊を始めたら・・・さて??

「ゲストだ」として宿泊する者(民泊者)が借りた部屋の中または共用部分で、
何をされるかわからない。という心配です。すなわちマナーの問題です。
Airbnbなどを利用した民泊で問題とされているのが、周辺住民の不安感で、
見たこともない人が、入れ替わり立ち替わりで一室から出入りしている状況
は、(特に分譲マンションなら)よく思わないのは確かでしょう。しかも、マンシ
ョンの共用部分は、区分所有者の共有持分ですから、民泊の利用者に使わ
れることに抵抗ある人がいて当然です。
ということは、この時点でクレームの対象です。

『その時点で退去させればもんだいないでしょ!』と思ってるあなた!!
オーナー様の立場になって考えてみてください。
それは「ダメよーダメダメ。」 ☜ 今年の流行語大賞はなんだろね~~